ウーパールーパーの飼い方|初心者でもわかるガイドブック
ウーパールーパーを飼うと決めたら、まず最初に「どうやって飼ったらいいの?」という疑問が頭に浮かびますよね。
我が家にウパちゃんが来た時も、
- 何を準備するのか
- 何に気を付けるのか
- どんなものを食べるのか
- 水槽の設置はこれでいいの?
など、いろんなことがわかりませんでした。
このページでは、初心者でもわかるウーパールーパーの飼い方について紹介します。
ウーパールーパーってどんな生き物?
ウーパールーパーは正式には「メキシコサンショウウオ」「メキシコサラマンダー」「アホロートル」と呼ばれる両生類で、サンショウウオの仲間です。
カエルと同じ両生類ですが、大人になっても変態はせず子供の姿のまま大人になります。
大人になっても子供の姿のままの生き物のことを幼形成熟(ネオテニー)と呼びます。
夜行性で暗いところが好きな基本的にはのんびりゆっくりと動いている姿が愛らしい生き物です。
しかし、ご飯を食べるときは一転。
普段の動きからは想像できない機敏な動きでご飯に食いつきます。
そのギャップで餌をあげるのがとても楽しい生き物となっています。
ウーパールーパーの寿命は?
ウーパールーパーの寿命は、野生で10年~15年と言われ、飼育されている生体でも5年~8年。
長生きする子だと10年以上生きることもあります。
ウーパールーパーの飼育はほとんどの場合生まれてすぐの生体からとなりますので、飼育を始めてから10年近くはお世話をすることになること理解して飼育するようにしてください。
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ウーパールーパーはなつくの?
残念ながらウーパールーパーは犬や猫のようにはなつきません。
視力も弱く、人を判別することもできません。
しかし、動くものや影などには反応します。
そのため、餌をあげるときに水槽をのぞき込むと水面まで泳いで寄ってきたり、水槽の横から様子を見ていると近寄ってきたりします。
なつくとはニュアンスは違うかもしれませんが、覗き込んだ時に近づいてくるウーパールーパーはとても愛らしいですよ。
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呼吸方法は?
顔の左右から3本ずつ生えている愛らしい特徴的なエラ(外鰓(がいさい))からエラ呼吸もしますし、口から肺呼吸もできます。
幼体のまま大人になるウーパールーパーですが、実は陸に上がる成体に変態することもあります。
陸上で生活する成体に変態すると、エラはなくなりつるつるの頭になります。
この姿になると肺呼吸でのみ呼吸するようになります。
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2匹以上の多頭飼いはできる?
2匹以上を同じ水槽で飼育する多頭飼いをすることは可能です。
しかし、ウーパールーパーは動くものになんでもかみつき共食いをする生き物です。
そのため、多頭飼いはあまりおすすめしません。
多頭飼いはできなくはありませんが、
お腹を空かせない。
ある程度の大きさになってから水槽を同じにする。
等の条件がありますので、しっかりと理解して行うようにしましょう。
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飼育に必要なもの
ウーパールーパーの飼育に最低限必要なものは
- 水槽
- ろ過器
- 水温計
- 餌
- カルキ抜き
- 隠れ家
の6つです。
これだけあればウーパールーパーを飼育する環境が整ってしまいます。
もちろんこのほかにもあるといい物やあると便利なものなどがありますが、最低限の準備としてこの6点は準備するようにしましょう。
水槽
ウーパールーパーを飼うときに必要な水槽。
どれくらいのサイズが必要なのかというと、じつは金魚やメダカを買うような小さな水槽でOKなんです。
そのため、必ずしも大きな水槽を用意する必要はありません。
ですが、ウーパールーパーが大きくなることを見越して最初から大きめの水槽を購入しておくのも一つの手だといえます。
水槽を置く場所がなければ小さめの水槽でも大丈夫です。
水槽を探す時にはウーパールーパー専用の水槽というものはないので、金魚や熱帯魚を育てるための水槽を購入するのでOKです。
購入時にはろ過装置(水を綺麗にする装置)やエアレーション(水に空気を混ぜる装置)などがセットになっているものを購入すると、別々で購入する手間が省けます。
我が家では3匹の小さなウーパールーパーがいましたので、共食いを避けるために小さめの水槽を3つ用意して育てていました。
ウーパールーパーの体は大きくなると15㎝~25㎝程度まで大きくなります。
その為、小さい頃の体の大きさに合わせて購入した水槽は、体が大きくなったら大きなものへ交換する必要があります。
ろ過機
写真のろ過器は金魚や熱帯所の水槽のセットを購入するとついてくる泡がぶくぶく出るやつです。
水槽の水を綺麗にする役割を担う他、エアポンプとして働きます。
ウーパールーパーは綺麗な水を好む生き物なので、ろ過器をつけるのは必須です。
アンモニアなどの有害物質の多い環境だと、エラが溶けたり病気になるリスクが高まります。
子どものウーパールーパーを飼う場合には、水槽についてくるものでも十分ですので、ウーパールーパーの身体が大きくなったらろ過機能の高いものに交換しましょう。
ちなみにウーパールーパーは肺呼吸もエラ呼吸もできるので、水中の酸素が少ないと自分で泳いで水面に顔を出し呼吸します。
そのため、エアポンプはあってもなくても大丈夫です。
水温系
ウーパールーパーを飼育するのに欠かせないのは水温計。
ウーパールーパーの生活する理想の水温は15℃~20℃。
大きく水温が外れても10℃~25℃の間で生活できるように調整する必要があります。
ウーパールーパーは変温動物ですが、10℃を下回ったり25℃を超えたりすると、体に大きな負荷がかかります。
そのため水温を管理してあげないとウーパールーパーが弱ってしまう可能性があるので水温計を用意して水温を管理してあげるようにしましょう。
ただ、1℃2℃単位の細かい水温の変化を常に気にしなければいけないということではないので、高価なデジタル水温計をそろえる必要はありません。
適温の温度にも5℃の幅がありますし、厳密に温度管理をしなくても10℃~25℃の水温にすることは難しくありませんから、大体の温度がわかるアナログの水温計で問題ありません。
餌
ウーパールーパーの餌は、ペットショップに売っている固形の餌でOK。
ですが、固形の餌はある程度大きくならないと飲み込めない場合もあります。
そんなときに活躍するのが赤虫やブラインシュリンプ。
ブラインシュリンプ
ブラインシュリンプは生まれたてのウーパールーパーにあげる餌です。
餌を与えるまでに手間がかかりますが、生まれたてのウーパールーパーは口が小さく食べれるものが限られているので、この餌を与えることが多くあります。
ただ、初めてウーパールーパーを飼う方には向いていないと思われるので、初めて飼う場合には赤虫や固形の餌を与えれるサイズのウーパールーパーを購入するのがおすすめです。
ブラインシュリンプのあげ方などはこちらのページで紹介しています。
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赤虫
赤虫は生まれてから少し大きくなった2~3㎝程度になってから与える餌です。
このサイズのウーパールーパーは人口の固形餌を食べるのが難しい場合があるので、その際には赤虫をあげるのがおすすめです。
体の大きさや体調に合わせた餌をあげる
ブラインシュリンプや赤虫は固形の餌よりも体を成長させるたんぱく質などの栄養がたっぷり含まれているので、体が小さなウーパールーパーは「ブラインシュリンプ⇒赤虫」の順番に体の大きさに合わせた餌をあげるといいでしょう。
ウーパールーパーは基本的に人口飼料のみでも飼育できますが、人口飼料だけだとぷかぷか病という病気になったり、栄養が偏ってしまいます。
サイズによってあげれる餌は異なりますが冷凍赤虫やメダカ、マグロの切り身などの餌をバランス良くあげるのがおすすめです。
カルキ抜き
ウーパールーパーを飼育する際に、水道水をそのまま使用してはいけません。
水道水には塩素が含まれているので、エラ呼吸をするときに塩素を体内に取り込んで細胞を壊してしまうからです。
水を交換する際には、必ずカルキを抜いた水を使用するようにしましょう。
カルキを抜くときににおすすめなのがカルキ抜きができるこのウォーターサプリ。
ビタミンやミネラルが含まれているので、ウーパールーパーの成長を手助けしてくれます。
また、バクテリアの成長も促してくれるので、水質を綺麗に保つのにも役立ちます。
その他にも水換えの頻度を少なくしたり、苔の発生を抑えたりする役割も持っているので初心者の方にはおすすめなカルキ抜きとなっています。
ただカルキを抜くだけならこのウォーターサプリは必要ありませんが、ウパちゃんの成長を助ける意味でも、大きくなるまでは使用するのがおすすめです。
もしカルキ抜きの中和剤に頼らずカルキ抜きをしたい場合、バケツに水を入れてカルキが抜けるまで放置する必要があります。
カルキ抜きの方法についてはこちらのページを参考にしてください。
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隠れ家
ウーパールーパーは夜行性で暗いところを好みます。
その為、土管などの隠れ家を作ることでウーパールーパーが安心して過ごせる場所を確保することができます。
隠れることができる環境を作ってあげることでウーパールーパーのストレスが軽減され、体調を崩すリスクを軽減することが期待できます。
元気なウパちゃんと楽しい毎日を!
病弱なウパちゃんもいれば食いしん坊なウパちゃんもいる。
丈夫なウパちゃんもいれば目が不自由なウパちゃんもいます。
あなたのお家に来たウパちゃんが快適に過ごせる最高の住処を少しずつみつけていってあげてください。
ちなみにウーパールーパーを何匹か同時期に飼育する場合には、水槽を分けて飼育するのが基本です。