ウーパールーパーの飼育で気になるのは、この子と何年くらい一緒に入れるのか。
また、ある程度の期間一緒にいて、前触れなく急に調子が悪くなると寿命なのかな?なんて思ったりもしますよね。
このページではウーパールーパーの寿命について紹介をしていきます。
寿命の目安は5年~8年
飼育下におけるウーパールーパーの寿命は平均して約7年程度といわれています。
※様々なサイトや本で5~10年程度の間でバラバラな紹介をしているので、当サイトでは間をとって7年と紹介しています。
飼育環境や個体の状態によっては10年以上生きるウーパールーパーもいれば、早く亡くなるウーパールーパーもいます。
少しでも長く一緒に入れるために水質を整えたりストレスのかからない生活を送らせてあげましょう。
野生のウーパールーパーの寿命は10年~15年
野生のウーパールーパーの寿命は10年~15年程度と言われています。
また、長い寿命のウーパールーパーだと20年以上生きる個体もいるようで、ウーパールーパーは長生きする生き物だということがわかりますね。
寿命のギネス記録
ウーパールーパーの寿命のギネス記録を調べてみましたが、該当する記録は見つかりませんでした。
ですが、非公式の記録でパリで飼育されていたウーパールーパーが25年もの間生きたという記録が存在します。
この25年がギネス記録だと紹介しているサイトも多くありますが、実際に記録を検索したところヒットしなかったのでウーパールーパーの寿命に関してギネス記録は存在しないものとして認識しておいた方が良いと思います。
とはいえ、ギネス記録ではないものの通常10年以内で寿命を迎えるウーパールーパーが平均の2倍以上の間生きていたという事実は驚きですよね。
寿命を長くするには
ウーパールーパーの寿命を長くするには、飼育環境を適切に整えてあげることが大切です。
寿命を長くする目の飼育環境のポイントは
- 水質を保つ
- 水温に気を付ける
- ストレスを与えない
の3点です。
水質を保つ
ウーパールーパーは観賞用の魚よりもかなり多くの排泄を行います。
そのため、目には見えなくとも水質の悪化が進んでいることも少なくありません。
ウーパールーパーはもともときれいな水の中に住んでいる生き物なので、汚い水の中ではかなり体に負担がかかってしまいます。
水の濾過装置を強力なものにしたり、水換えを適切に行うことできれいな水質を保つようにしてあげてください。
水質をきれいに保つだけでウーパールーパーの寿命を延ばすことが期待できますよ。
水温に気を付ける
野生のウーパールーパーの住んでいる地域はの気温は高くても25℃程度にしか上がりません。
そのため、ウーパールーパーは高い水温を苦手としています。
日本では夏場に室温が40度近くなることもありますよね。
ウーパールーパーは30℃以上の水温の中ではすぐに弱ってしまいます。
水温は30℃を超えないように気を付けてあげるようにしてください。
我が家では夏場は水温が27度を超えないように出かけるときにエアコンをつけっぱなしにしています。
水槽用のクーラーの設置も一つの手ですが、強力なクーラーは値段が高いですし、簡易的なクーラーで夏場の室温に打ち勝つ気がしないので室温の管理で水温を保たせています。
ストレスを与えない
ウーパールーパーは群れを成して生きる生き物ではありません。
そのため、多頭飼いをしている場合などは自分一人で入れるスペース等を確保してあげないと、大きなストレスを与えることになります。
このストレスはウーパールーパーの寿命に大きく関わっており、ストレス過多のウーパールーパーは早くに死んでしまうことが多いようです。
広い空間と隠れれる場所を用意するだけでウーパールーパーのストレスは軽減することができます。
陸上個体に変態すると寿命が激減します
ウーパールーパーは水の中で生きる生き物ですが、陸上個体に変態することもあります。
わざと陸上個体に変態させることもあるようですが「変態」にはかなりのエネルギーを必要とするのです。
そのため、陸上個体に変態したウーパールーパーは寿命が短くなる傾向にあります。
長く一緒にいたいと思うならウパに無理をさせるようなことはしないで上げてくださいね。
ちゃんと飼育すれば10年は一緒にいれる!
我が家にいるウーパールーパーは今年で3歳になりました。
あんなに小さかったのに今ではびっくりするくらい大きなうんちをするほど大きくなりました笑
知識不足で1匹を早くに亡くしてしまいましたが、残りの2匹は今も元気に水槽で動き回っています。
この子たちと過ごせる時間があとどれくらいかわかりませんが、少しでも長く入れたらなと思うので、寿命を短くさせないよう気を付けていこうと思います。