ウーパールーパーは目が悪い。
そんな話を耳にしますよね。
これ、実は本当なんです。
ではウーパールーパーはどうやって餌を識別して食べているのでしょう?
このページでは、ウーパールーパーの目の悪さについて紹介していきます。
ウーパールーパーは目が悪い
ウーパールーパーは種類によって視力が異なるといいますが、基本的にすべての種類で視力が弱いです。
これは、ウーパールーパーが夜行性で夜に行動するため、視力に頼った行動がとれないからだといわれています。
そのため、餌を食べる際には視力だけでなく嗅覚と水の中の振動を感じて餌を食べているのです。
視力に頼らない餌の食べ方
ウーパールーパーは視力に頼らない分、嗅覚等の他の感覚を利用して餌を食べます。
しかし、視力に全く頼らないというわけではありません。
上の写真は、ウーパールーパーが餌を食べるときによく見せる体勢だと思います。
これは、餌の臭いをかいでいるのと同時に、弱い視力で餌を探している体勢だといわれています。
我が家のウーパールーパーは全員この体勢をとって餌を食べているので、餌を探しているのは間違いありませんね。
目の白いウーパールーパーはもっと目が悪い?
我が家にはリューシスティックとブラック、そして亡くなってしまいましたがアルビノのウーパールーパーがいました。
リューシスティックとブラックは目が黒い種類。
アルビノは目が白い種類です。
ウーパールーパーは目が悪い生き物ですが、目の白いアルビノなどの種類は目の黒い種類と比べてもっと目が悪いといわれています。
ただ、アルビノのように目が白いウーパールーパーの方が視力が低いという噂には科学的な根拠が見当たらないようです。
ですが、飼ってみた感じだと餌を食べるのも苦労しているように見えましたし、1つの水槽にまとめて入れた際には他のうぱの足やしっぽにかみつく回数が多いように感じました。
アルビノのような目の白い種類だけの話ではありませんが、視力が弱いと他のうぱに攻撃してしまう可能性もあります。
うぱの視力の悪さも理解して飼育方法を検討したほうがよさそうです。
目が悪いことを理解して飼育しよう
視力が弱いということは餌を探すのも一苦労だということ。
餌を探すことができずに食べ残しがあったりしますし、食べ残しのせいで水質悪化を招いたりもします。
多頭飼いするときはもちろん、尖ったレイアウトに引っかからないように気を使ってあげてください。
目が悪いことを考えたら飼育環境にも変化が出るはず。
目の悪い大切なうぱちゃんを傷つけない環境で一緒に生活していきましょう。