ウーパールーパーは実は大食いな生き物。
餌を与えたら与えただけ食べてしまうので、餌のあげすぎには要注意!
でも、さすがにお腹がはちきれるほど餌を食べたりはしませんので、餌の管理をしてあげることが大切です。
ここでは、ウーパールーパーが餌を食べないときの対処法やあげるエサの量、頻度について紹介します。
ウーパールーパーが餌を食べないときの対処法
ウーパールーパーが餌を食べない原因は
- 餌が大きくて食べれない
- 体調が悪い
- お腹がいっぱいで食べれない
- 餌を認識していない
のどれかが考えられます。
そのため
- 餌の大きさを調節する
- 体調を整える
- 食べさせる量を調節する
- 餌を認識させる
といった対処をするようにしていきましょう。
餌の大きさを調節する
3㎝~5㎝くらいのウーパールーパーだと、そろそろ人口飼料をあげても大丈夫なくらいの大きさになったといえますよね。
でも、実際には喉の大きさが足りず、人口飼料が飲み込めないことがあります。
餌のにおいや動きで餌だと認識して一度飲み込んだと思っても、少ししたら吐き出してしまうんですよね。
我が家のウーパールーパーもそうでした。。。
ペットショップなどでウーパールーパーを購入するとき、餌として冷凍赤虫と人口飼料をおすすめされるはず。
ですが、ウーパールーパーは咀嚼せずに餌を食べますので、たとえ口に入ったとしても喉を通ることができなければ吐き出してしまいます。
我が家のウーパールーパーも5㎝程度の大きさになって人口飼料を与えたときに、餌を口に入れるものの吐き出すということが多くありました。
そんな時はピンセットで人口飼料を半分に割って小さくしてあげるか、冷凍赤虫をあげるようにしてください。
餌の大きさが小さくなれば問題なく餌を飲み込んでくれます。
また、赤虫は栄養豊富なので小さなウーパールーパーの成長を助けてくれます。
体調を整える
水質が悪かったり、水温が適温でない場合、ウーパールーパーは体調を崩しやすくなります。
そのため、水換え等を行って水質・水温管理を改めて少し様子を見てあげてください。
また、餌ではない異物を飲み込んで体調を崩している場合もあります。
異物を飲み込んでしまった場合、ウーパールーパーの診察をしてくれる動物病院に行って検査をしてもらい、対処してもらう必要がありますので、ウーパールーパーが丸のみできるエサ以外の異物は水槽内に入れないようにしましょう。
ただ、ウーパールーパーが飲み込んでも排泄で体の外に出るサイズの異物を飲み込んでしまっている場合は、排泄物が体の外に出るまで餌を与えるのを控えてください。
排泄物が出れば、餌を食べるようになる可能性があります。
食べさせる量を調節する
体調が大きくないウーパールーパーだと、私達飼い主の裁量で少ないかな?と思える量の餌を与えてもウーパールーパーにとってはお腹いっぱいになっていることもあります。
基本的には餌を食べきってもお腹が水槽の底につかないくらいの量の餌の量で充分です。
ウーパールーパーはお腹いっぱいだとすぐにお腹が膨らむので、とても分かりやすい生き物です。
アルビノやリュ―システックなど、体の中が透けて見える個体を飼育している場合には、お腹の中にある餌が透けて見えるので、餌をあげる量の管理がしやすいです。
体の中が見える個体はぱっと見のお腹の中の状態で判断を。
お腹の中が見えない個体はお腹のふくらみで満腹かどうかを判断しましょう。
食べすぎてしまうと消化器官が弱まり病気になってしまう可能性があります。
お腹が膨らみすぎて歩きにくそうにしている場合には食べすぎて消化器官が弱まり、体調を崩しているために餌を食べれないことが考えられます。
餌を認識させる
ウーパールーパーは目の前で動いているものや臭いで餌を認識します。
そのため、人口飼料(沈殿タイプ)だと沈んでいる餌を見つけることができなかったり、あることに気が付かなかったりして餌を食べてくれないことが考えられます。
また、動いているものに反応することが多いので赤虫などウーパールーパー自身が動くことでゆらゆら揺れるような餌の方が食いつきが良かったりもします。
我が家のウーパールーパーも飼いはじめは人口飼料をなかなか食べてくれなかったので、ピンセットで人口飼料をつまんで鼻先でひらひら動かしながら餌をあげていました。
餌をあげる量と頻度はどれくらい?
ウーパールーパーにあげるエサの量と頻度は、個体の大きさによって変化します。
また、体調によっても餌の量を調節してあげたり、あげるエサを変えたりしなければいけません。
あげるエサの量
餌をあげるときにはあげすぎに注意してください。
ウーパールーパーは意外と食いしん坊で、餌の量が多いとお腹がはちきれんばかりに餌を食べてしまいます。
しかし、ウーパールーパーは消化器官が弱いので、食べすぎると便秘になったり下痢になったりしてしまいます。
よく5分以内や10分以内に食べきれる量を。
と紹介してありますが、あなたのおうちのウパちゃんの食べれる許容量を把握することが大切です。
餌をあげる頻度
ウーパールーパーは大食漢ですが、実は飢餓にとても強い生き物です。
そのため、毎日餌を与える必要はありません。
ですが、それは10㎝を超えたウーパールーパーに限ったお話。
サイズで餌をあげる頻度の目安を挙げるなら
- 小さいときは毎日
- 大きくなったら3日~1週間に1度
といったところです。
小さなウーパールーパーの成長期は10㎝を超えるまで続くのでたくさんのエネルギーを必要とします。
そのため、10㎝未満のウーパールーパーには成長に必要な栄養を毎日与えるようにしてください。
朝に人口飼料を与えて、夜に赤虫をあげるという1日2回の餌の与え方でもいいですし。
朝夕人口飼料・朝夕赤虫を交互にというあげ方もありです。
1日に2回餌を与えるなら、1回の餌の量を少なめにして調節してあげてくださいね。
我が家では夜に少し多めの餌を与える方法で飼育をしました。
(これが良いか悪いかは人それぞれ感じることが異なると思います。)
ですが、人口飼料だけだと便秘になりがちだったので人口飼料と赤虫を交互にあげていましたよ。
10㎝を未満までと言いましたが、性別がはっきりわかる8㎝~15㎝くらいになるまでは毎日餌をあげるのがおすすめです。
(※約10㎝になるまでが幼体といわれるサイズです)
うちのウパちゃんたちは体長15㎝を超えるまで毎日餌をあげていました。
これくらいのサイズになったら餌の頻度を2日~3日に1度にしても問題ありません。
ウーパールーパーは大食いですが、ほとんど代謝を行わないので飢餓にも強い生き物です。
そのため、大きくなればなるほど餌をたくさん必要としないのが特徴的の1つ。
ただ、1回の食事量は増えるので、あげる頻度は少なくしても個体に合わせた量をあげるようにしてください。
大きさや量、頻度を変えても餌を食べない場合
餌の大きさや量、与える頻度を変えても餌を食べないときは、ウーパールーパーが弱っている可能性があります。
水温の上昇や水カビ病などの病気、水質悪化などの要因で餌を食べる元気がないこともあります。
適切な水温や病気ではないか、水質に問題はないかをチェックしてみてください。