ウーパールーパーを飼育しているとよく見かける砂利の敷いてある水槽。
水槽のレイアウトを考えたときに砂利を敷くという選択肢はとても魅力的なものだと思います。
我が家でも水槽に砂利を敷いていますが、砂利にはメリットとデメリットが存在します。
砂利を敷くことのメリット・デメリットについてここでは紹介していきます。
水槽に砂利を敷くメリット・デメリット
砂利を敷くと、水槽のレイアウトの幅が広がります。
ただ土管を並べるよりも砂利の上に土管を置いた方がレイアウトとしてよく見えたりもしますし、何より水草等を入れたときに水草がとても映えて見えたりします。
そんな砂利を敷くことのメリットとデメリットについてみていきましょう。
砂利を敷くメリット
砂利を敷くと、ウーパールーパーが水底を歩くときに歩きやすいというメリットがあります。
つるつるの水槽の底だと歩きづらいのでウーパールーパーがうまく歩けなかったりもしますが、砂利に爪が引っかかってしっかりと踏みしめて歩くことが可能になるのです。
そして砂利を敷く1番のメリットは、砂利がろ過装置のフィルターのような役割をしてくれること。
水槽の水にはうぱたちのおしっこやうんちに含まれるアンモニアがたくさん含まれています。
これらの水質を悪化させる成分は、バクテリアによって分解されて水質悪化をある程度抑えることが可能になるのですが、砂利はそんなバクテリアが住み着いて水質をきれいな状態に保つ役割を担ってくれます。
濾過器を使用して水をきれいに保っている水槽ですが、砂利を敷くことでフィルターを2つ設置しているような状態を作ることができます。
砂利を敷くデメリット
砂利を敷くことで起きるデメリットは、うんちや餌の食べ残しが砂利の中に埋まってしまうこと。
バクテリアが水質悪化の成分を分解するとはいえ、砂利の中に食べ残しやうんちが埋まってしまうとバクテリアだけでは処理しきれません。
そのため、砂利に食べ残しやうんちが埋まってしまうと水質悪化につながってしまうのです。
また、砂利に埋まったうんちや食べ残しは回収がとても大変です。
管理の面でも手間がかかる場合があります。
そして最大のデメリットはウーパールーパーが砂利を飲み込んでしまうこと。
餌を食べるときに餌だけでなく砂利も一緒に飲み込んでしまう場合があります。
砂利の大きさなどによっても異なりますが、飲み込んだ砂利が体の外に排出されないことでうぱの体調を崩してしまう恐れがあるのです。
また、お腹がすきすぎると砂利を食べてしまうこともあります。
うぱの体調管理の面でも砂利がネックになってしまうことがあるのです。
砂利を敷くのはメリットの方が大きい
ウーパーズどっとこむでは、ウーパールーパーの水槽に砂利を敷くのがおすすめだと考えています。
もちろん、ちゃんと管理ができるのであればという前提ではありますが、うぱのお世話をする上で水質をきれいに保つのに役立つ砂利はメリットが大きいと考えるからです。
デメリットとうまく付き合うことで大きなメリットを得られる砂利はうぱのお世話をするのにとても役立ちますよ。