ウパの飼い方は?

水換えの方法は?ウーパールーパーの水槽の水換えの手順

ウーパールーパーはすぐに体調を崩してしまう繊細な生き物です。

水換えはウーパールーパーを飼育するうえで欠かせないお世話だといえます。

もちろん、ろ過機能を最強にして水換えの必要をなくし、足し水のみでお世話をする方法もありますが、一般の家庭でそこまで設備を整えることはほぼありません。

ここでは、水槽で生き物を飼育することに慣れていない初めてウーパールーパーの飼育をする方に、我が家で行っている水換えの方法を紹介していきます。

水換えの基本

水換えをする際に必ず守ってほしい基本の項目があります。

それは以下の3点。

  1. 水のカルキを抜くこと
  2. 水をすべて換えないこと
  3. 水流をウーパールーパーに当てないようにすること
  4. 水温を急激に変えないこと

これらの項目を守らないとウパの体調を崩したり、最悪命を奪ってしまう可能性があるので必ず守るようにしてください。

水のカルキを抜くこと

カルキ抜きとは、水道水に含まれている塩素を抜くということ。

塩素が含まれていると、ウーパールーパーのエラから酸素と共に塩素が肺に入ってしまいます。

水道水に含まれているカルキは肺の細胞を破壊してしまう恐れがあり、ウーパールーパーの命を奪ってしまう危険性があるのです。

カルキ抜きはカルキ抜き剤を使用したり、水の汲み置きをしたりして必ず行うようにしてください。

水を全て換えない

水換えをするときは、すべての水を入れ換えてはいけません。

これは、水を換えることで起こる水の中の環境を大きく変えないためです。

ウーパールーパーに限ったことではありませんが、水の中で生活している生物は、今自分のいる環境に合った形に体を適応させています。

水を全て換えてしまうと、適応した環境と異なる環境を生むことになり、ウーパールーパーの体に負担をかけてしまうのです。

ですが、ウーパールーパーは新しい水が好きな生き物なので1度に半分くらいの水を換えますが、換える量は細かく考えすぎなくてもOKです。

水流をウーパールーパーに当てない

水換えをする際、新たな水を入れるときにウーパールーパーに水流が当たらないように注意しましょう。

野生のウーパールーパーは川の中でも流れの落ち着いている場所に生息しています。

そのため、流れの激しい水流がストレスになる可能性があるのです。

ストレスは体調不良等の原因になる可能性があるので、水流には当てないようにしましょう。

水温を急激に変えないこと

ウーパールーパーは変温動物なので、季節による水温変化に対してある程度の耐性を持っています。

しかし、水換えの際に一気に水温に変化があった場合、それは体に負荷を与える以外の何物にもなりません。

水換えをする水は、水槽の中の水と同じくらいの水温のものを用意して換えるようにしてください。

水換えの方法と手順

ここからは我が家で行っている水換えの方法を紹介していきます。

まず用意するのは、カルキ抜きをした水と水槽から取り出した水を入れるバケツです。

この2つは水換えに必須といっても過言ではありません。

我が家ではこの2つに加えてペットボトルの底を切って作ったコップのようなものも使って水換えを行っています。

手順1:半分くらい水を抜く

水換えをするときはまず水を抜きましょう。

ここで活躍するのがペットボトルのコップです。

我が家ではこのコップで水をバケツに移しています。

その際、土管などを一緒に抜く必要はありません。

ですが、土管や水槽内の掃除をする場合には中のレイアウトにつあっているアイテムも一緒に抜いてしまいましょう。

水を半分残すのは、新しい水を追加した時にウーパールーパーの体に負担をかけないためなので特別な事情がない場合には半分以上の水換えは避けるようにしてくださいね。

手順2:水を入れる

水を抜いたらカルキを抜いた新しい水を入れて水換えは終了です。

ですが、水を入れる際に注意してほしいポイントがあります。

それは、水を入れる際に激しい水流を生まないようにすること。

その為にやってほしいことが水を入れる際に手を添えて強い水流が水槽に入らないように工夫することです。

私は水を入れるときに手を添えていますが、冬にこれをやると手が凍えてしまいます。

手を添える必要はありませんので、水流を弱くするなにかをクッションにして水槽に入れてあげてください。

水を入れるときのポイント

水を入れるとき、ウーパールーパーが離れていれば写真のように多少の水流を生むような入れ方をしてもあまり問題ありません。

しかし、床に砂利を敷いていたり、軽いレイアウトを使用している方はウーパールーパーが離れていてもこの入れ方はやめましょう。

砂利を敷いている場合には砂利を巻き上げてしまいますし、軽いレイアウトはちょっとした水流で動いてしまいます。

砂利が舞ってしまうと落ち着くまで時間がかかりますので、おすすめできません。

水換えは慣れれば簡単!

初めて水換えをするとき、水換えって大変だなと思いました。

でも、改めて考えてみると

  1. 水を抜く
  2. 水を入れる

たったこれだけのことなんですよね。

水換えは手順や準備の流れが固まったらとっても簡単な作業ですが、こんな簡単な作業を忘れてしまったりさぼったりすることでウーパールーパーの命に係わる問題にも発展してしまう可能性も。

水換えが終わると私たちもすっきりしますし、何よりウーパールーパーも心なしか嬉しそうにしている気がします。

忘れずにちゃんと水換えをしてウーパールーパーと元気に毎日を過ごしていきたいですね。

水換えをする頻度についてはこちらのコンテンツで紹介をしていますので参考にしてみてください。

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